導入前確認事項

ネットワーク

インライン構成

POPCHAT-X機器は、WAN側用とLAN側用でそれぞれ1個ずつのLANポートを搭載しており、インターネット接続経路上にインライン構成で設置していただく必要があります。

POPCHAT-X設置前に、上位機器には以下ポート開放が必要です。

開放必須ポート

プロトコル TCP/UDP ポート番号 トラフィック
HTTP TCP 80 Outbound※
HTTPS TCP 443 Outbound※
DNS TCP 53 Outbound※
DNS UDP 53 Outbound※
NTP UDP 123 Outbound※
POPCHATサポート TCP 10051 Outbound※
POPCHATサポート UDP 51820 Outbound※
※Outbound・・・内から外向き及びその戻り

接続必須URL

認証(認証ページの表示~認証完了)時およびPOPCHAT-X機器本体とPOPCHAT-Xクラウド管理システム間の接続のため、宛先「****.auth24.jp」へ通信(戻りを含む)可能な状態を維持してください。

ご注意ください

サポート用IPアドレス帯
・ゲートウェイ装置と当社サポートセンターでのVPN接続にて10.240.0.0/16のアドレス帯を使用しているため、10.240.0.0/16のアドレスは本装置に設定しないでください。また、本機器の上位ネットワークにフィルタリングを設定される場合、同アドレス帯から発信の通信と同アドレス帯宛ての通信を許可してください。

POPCHAT-X機器のLAN側ネットワーク構成について
・POPCHAT-X機器1台で認証の対象としてLANインタフェースに収容、認識できるネットワークは、1セグメント(L2構成1サブネット)のみです。
クライアント端末からPOPCHAT-X機器までのネットワークについて、L2構成としていただき、クライアント端末から発信の通信が、NATやルーティング等のIP変換無くPOPCHAT-Xに届き、POPCHAT-Xでクライアント端末のMACアドレスを認識可能としてください。
また、POPCHAT-XをNATモードで設置される場合には、LAN側配下に対してPOPCHAT-X機器がデフォルトゲートウェイとなり、DHCPサーバーもPOPCHAT-X(内蔵)が兼ねます。

VLANの識別
・VLANはタグVLANのみ識別します。

NATモードでのご注意
POPCHAT-XのWAN側のセグメントとLAN側のセグメントは同一にできません。

ユーザアカウントのご案内

クラウド管理画面(POPCHAT-X DashBoard)にログインするためには、アカウントIDの発行が必須です。
アカウントIDはユーザアカウントのご案内にて記載しております。
こちらがない場合は、保守(サポート)会社、販売店にご確認ください。

販売店・保守会社の方へ
ユーザアカウントのご案内POPCHAT-Xライセンス申込フォームへのご回答後にメールにて発送しております。
そのため、弊社が機器発送時にフォームへのご回答をいただいていない場合は、ご案内のみ別途メール発送となりますのでご注意ください。

POPCHAT-Xライセンス申込フォームはメールにて、申込フォームURLをお知らせしております。
件名【POPCHAT-Xライセンス申込フォーム】のメールが届いていないかご確認ください。