Cisco MerakiとPOPCHAT-Xの連携方法

POPCHAT-X配下で、Cisco Merakiを使用するには、POPCHAT-Xのアカウント管理画面とMerakiのダッシュボード(Meraki社のWeb管理画面)上で設定を行う必要があります。

Cisco Merakiダッシュボードへログインする

下記のURLからMerakiのダッシュボードにアクセスし、権限のあるアカウントでログインします。

https://n215.meraki.com/o/ZOLF3b/login/dashboard_login

  1. メールアドレスを入力しNext
  2. パスワードを入力しLog in

ダッシュボードメニューの紹介

Cisco Merakiは豊富な機能を持っています。ここではPOPCHAT-Xと連携した際に使用する機能について紹介します。詳細はCisco Merakiの公式サイトを御覧ください。

アクセス制御設定①

MerakiのSSIDに接続した際に、CaptivePortalが起動するための設定を行います。

  1. ワイヤレスからアクセス制御を開く
  2. 対象のSSIDを選択する
  3. クリックスルーのラジオボタンを選択する

アクセス制御設定②

POPCHAT-Xで設定した認証画面を表示するために、いくつかのドメインを登録します。OPEN-ID認証QR認証を設定する場合は、ウォールドガーデンに許可するドメインを追加します。 QRコード認証を使用する場合はCaptivePortalが自動で起動しないようにiOS, Android用に下記に示すドメインを登録してください。詳しくはQR認証を参照してください。

  1. CaptivePortalの強度をサインオン完了するまで、すべてのアクセスをブロックを選択
  2. ウォールドガーデンに使用するSNSに対応するドメインを入力し、通信を許可する
項目 設定ドメイン
POPCHAT-X(必須) enquete.auth24.jp, certify.auth24.jp, api.auth24.jp, popchat.jp
QR認証用【iOS】 www.apple.com, www.appleiphonecell.com, captive.apple.com, www.airport.us, www.ibook.info, www.itools.info, www.thinkdifferent.us、apple.com
QR認証用【Android】 clients3.google.com, clients4.google.com, android.clients.google.com, connectivitycheck.android.com, connectivitycheck.gstatic.com, www.gstatic.com, www.google.com, www.androidbak.net
Facebook m.facebook.com, www.facebook.com, static.xx.fbcdn.net
Google accounts.google.com
Yahoo auth.login.yahoo.co.jp, login.yahoo.co.jp, s.yimg.jp, mempf.yahoo.co.jp, pvtag.yahoo.co.jp, yjtag.yahoo.co.jp, b14.yahoo.co.jp, dsb.yahoo.co.jp, rdr.yahoo.jp
Twitter api.twitter.com, abs-0.twimg.com
LINE access.line.me, api.line.me, static.line-scdn.net, d.line-scdn.net

Splashページの設定

Splashページの動作を設定します。

  1. ワイヤレスからSplashページを開く
  2. Splashの頻度90日おきに設定する
  3. Splashページのあとにアクセスするページ指定取得しようとしていたURLに設定する

人流データの取得設定

人流データを取得するためにはMerakiのスキャニングAPI機能を使用します。スキャニングAPIを有効にするためには、各種端末からのプローブリクエスト取得する必要があります。プローグリクエストの取得設定はCisco Merakiダッシュボードから設定できます。
当社DB側にもシークレットの登録が必要になりますので、PFD取得対象のMerakiのネットワーク名を申込時にご指定ください。
※ネットワーク名は半角英数字でしてください。(記号は使えません)

  1. ネットワーク全体から一般を開く
  2. Analyticsが有効を選択する
  3. スキャンAPIが有効を選択する
  4. ポストサーバーのURLを入力します
  5. シークレットには、Merakiのネットワーク名を入力します
  6. APIバージョンはV2を選択します

ポストサーバーのURL

https://pfd.auth24.jp/meraki/events/{Merakiネットワーク名}