【見える化】Wi-Fiデータ活用で人流分析
発行日
2020年11月12日
件名
【見える化】Wi-Fiデータ活用で人流分析
掲載記事
高額な初期投資が不必要、月額サブスクリプション制で導入可能なWi-Fi認証システム『Meraki@POPCHAT』。
この『Meraki@POPCHAT』には、認証ログやアンケート認証データから得られる利用客の「年代」「性別」「国」などの属性情報を把握する基本機能の他に、オプションとして『PFD(People Flow Data)保管サービス』が用意されています。
このPFD保管サービスを利用すると、“Wi-Fiに接続しなかった客層”も含めた全顧客の来店頻度や滞在時間、行動動向などの人流分析データを取得することができます。
- Meraki@POPCHATのWi-Fi認証データ
- Meraki@POPCHATのPFD保管サービス
- 「行動解析データ」×「人物属性データ」で人流分析
1.Meraki@POPCHATのWi-Fi認証データ
当社のクラウドWi-Fi認証サービス『Meraki@POPCHAT』は、Meraki製品を介して『POPCHAT@Cloud』とのAPI連携が可能となるサービスです。
そのため、POPCHAT機器が構成に組み込まれている『POPCHAT@Cloud』とは異なる『Meraki@POPCHAT』専用の価格設定となっており、 月額サブスクリプション制で高額な初期投資が不必要という特徴があります。
『Meraki@POPCHAT』から取得できる認証ログデータの項目は下記の通りです。
・デバイス/OS/ブラウザの種別
・国/言語
・性別/年齢層(要アンケート認証)
・使用した認証方法
・認証に使用したOPEN-ID(SNS)区分
また、アンケート認証では「年代」「性別」という2つの設問に加えて、最大8問の任意設問が追加設定が可能。様々な情報収集に活用していただけます。
なお詳細は、当社Webサイト「資料ダウンロード」ページにて「機能概要」タブを開き、『Meraki@POPCHAT サービス概要』をご参照ください。
※)『Meraki@POPCHAT』では、POPCHAT機器を使用しないため、POPCHAT機器が無いと発生しない種類のログデータ、例えば「アクティブ接続ログ」や「セッションログ」等は取得できません。
※)認証ログ及びアンケート回答データについては、通常と変わりなく取得可能です。
2.Meraki@POPCHATのPFD保管サービス
上述の通り、『Meraki@POPCHAT』では、Wi-Fi利用者の属性データを取得することができます。
それに加え、CISCO MerakiのスキャニングAPI機能により取得できる『PFD(People Flow Data)』=『人流データ』を保管できるオプションサービスを提供しております。
Wi-Fiの電波エリアに出現した、Wi-Fi設定がON状態の端末を全て検知し、Wi-Fi接続有無に関わらず、端末ごとの位置情報の推移や滞在時間、端末どうしの密集度などを分析するためのデータを取得します。
これらのデータは、Merakiが提供する「ロケーション分析」「ロケーションヒートマップ」の生成に使用される素材データになりますが、『Meraki@POPCHAT』では、この素材データをシンプルで見やすい形式に成形したデータを提供しております。
また、当社クラウド環境に保存された人流データは、CSVファイル形式にてご提供が可能です。
イベント時の人流計測や、Wi-Fi利用率を算出する場合など、様々な顧客分析にご活用ください。
3.「行動解析データ」×「人物属性データ」で人流分析
上記のように、『Meraki@POPCHAT』を導入し、オプションのPFD保管サービスをご利用いただくと、施設来訪客の動向データと属性データの両方を組み合わせた人流データが取得可能となります。
顧客の「行動分析データ」と「属性データ」の双方を把握することで、より効率的なマーケティング戦略や施設の回遊システム、商品陳列などの策定、さらにはコロナ対策にも活用可能となります。
またこの様に、Wi-Fiをインターネット接続手段としてだけではなく、人流センサーとして活用することで、人流データ取得に必要不可欠であったスマホアプリやモバイルデータ通信(4G/5G)への依存がなくなるというメリットもあります。
多種多様な施設において、様々な目的に沿った人流分析が可能となる『Meraki@POPCHAT』をぜひご用命くださいませ。