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「改正個人情報保護法」Wi-Fiオーナーが気を付けるべきことは?

2020.12.01 メルマガ

発行日

2020年12月1日

 

件名

「改正個人情報保護法」Wi-Fiオーナーが気を付けるべきことは?

 

掲載記事

 

「GDPR」「CCPA」「個人情報保護法」―
これらはそれぞれ、ヨーロッパ、アメリカ、日本において 個人のプライバシーを守るための法律です。

インターネット・AI・ビッグデータ活用技術などの進歩により、個人情報悪用のリスクが高まったことを背景に、このような個人情報保護法の厳格化が、世界的に進んでいます。

ありとあらゆるデータの活用が、企業の経営戦略において重要となる昨今、個人情報の取り扱いには特に注意が必要です。
うっかり対策を怠ってしまうと、高額な制裁金を科されてしまうかもしれません。

  1. 個人情報保護法が厳格化
  2. 日本における個人情報の定義
  3. 海外の個人情報保護法
  4. 訪日外国人向けフリーWi-Fiは「POPCHAT」が安心
  5. オプトインが盛り込まれた利用規約
  6. まとめ

 
 

1.個人情報保護法が厳格化

 

2020年6月、国会において「改正個人情報保護法」が可決・成立しました。
これまでの同法に比べ、より厳格な個人情報の取り扱いが定められています。
諸外国において個人情報に関する厳しい法律が相次いで運用され始めたことに追随した形で、
「日本版GDPR/CCPA」とも言われています。

 

2.日本における個人情報の定義

 

個人情報とは「個人を識別できる情報」を指す言葉です。
日本における個人情報は、 氏名、生年月日など特定の個人を識別できる情報、および個人識別符号(例えばマイナンバーなど) が該当します。

 

3.海外の個人情報保護法

 

2018年5月、EUにおいて個人データの保護を目的とした法律「GDPR(一般データ保護規則)」が施行されました。
EUは諸外国のなかでも特に個人情報保護の意識が高く、GDPRが「罰則対象が全世界に及ぶこと」「制裁金が数十億円単位と高額なこと」から、世界中に大きな衝撃を与えました。
GDPRは、世界的なプライバシー保護の機運を高めるきっかけとなった法律で、各国の個人情報保護法のひな形となっています。

GDPRにおける「個人情報」の範囲は、日本の個人情報保護法よりも広く、氏名や生年月日の他に、位置情報やオンライン識別子(IPアドレス、Cookie)なども含んでいます。

 

4.訪日外国人向け「フリーWi-Fの認証システム」はPOPCHAT!

 

このように、個人データ取り扱いのハードルが高くなっている状況下、Wi-Fiオーナー様が気になることは、Wi-Fi認証時に得られるデータが 個人情報保護の観点から見て法的かどうか、ということだと思います。
特に、EU在住の個人が日本国内でWi-Fiを使う際に取得される個人情報についてGDPRに適合していないかも。。。?と危惧されているかもしれません。

しかしご安心ください。
EU在住の個人が日本国内でWi-Fiを使う際に取得される個人情報については、GDPR対象外となります。
それは、GDPRがEU域内で取得した個人データを対象としているため、日本国内のみで取得したデータは対象外となるからです。

更に、POPCHATは認証時の内部識別子として使用するMACアドレスやCookieなどを「Wi-Fi共通ID」として内部的に独自の管理を行うことで、個人情報とならないように対応しています。

今後、世界の個人情報保護法がさらに厳格化し、適用対象が広がったとしても安心です。

 

5.オプトインが盛り込まれた利用規約

 

POPCHATの利用規約では、マーケティングへの活用を前提としたWi-Fiサービス提供を明記しており、ユーザーに宣伝広告を配信する際に事前に許可を得るという意味の「オプトイン」が盛り込まれています。
ちなみに、事後に許可を取るスタイルを「オプトアウト」と言い、主導権が情報取得側にあるため、利用者にとってあまり良い印象とは言えません。

また、POPCHATでは、利用目的・第三者提供の有無・保管期間など必要記載事項が網羅されているデフォルトの利用規約が用意されている他、オーナー様自身で任意の利用規約に改変が可能となっています。

POPCHATのWi-Fiに接続するすべてのユーザーが利用規約に同意していることになるので、何の問題もなく取得データを活用することができます。

また、認証時に取得される個人属性は、個人を一定以上特定するものではありません。
そして、統計学的属性(デモグラフィック)と呼ばれる国籍・性別・年代などは集計・加工され、分析やマーケティングに活用可能なデータへ変換されています。

 

6.まとめ

 

個人情報保護法の観点から見て、Wi-Fi利用者にとってもオーナーにとっても安心安全なPOPCHAT。
特に、訪日外国人向けのWi-Fi認証サービスを提供する場合、グローバルなプライバシー保護にも適応しているのでおススメです。