【ホテル】Wi-Fi高速化は系統分割から!
お知らせ事項
- 先ずは、系統分割から!
- ネットワーク全体を見直して根本的に解決しましょう!
- こんな事例がございます
- 何故、POPCHAT-Xが必要か?
1.先ずは、系統分割から!
Wi-Fiの高速化ですぐにできる事からお教えします!
それは、系統分割です。
例えば、センターSWの設定変更で上層階と下層階、または奇数階と偶数階を回線(LAN)系統分割します。
そうすれば、回線負荷が半分!さらに速度は2倍になります!
■系統分割の為に上位回線を見直しましょう。
折角、系統分割で回線負荷を半分にしてもインターネットへの出口がそのままだと残念な結果に終わってしまいます。
併せてネットワークの上位部分(光回線~センターSW)も見直しましょう。
□光回線を、二重化
┗従来は、200~250室で1光回線とする設計がほとんどでした。
訪日外国人の爆増に比例して通信容量も爆増した為、ここ数年は100~150室で1光回線とする設計へ変更され始めました。
□ISP契約は、見直し
┗IPv6に対応したISP契約へ変更すると、1回線の契約でIPv4・IPv6の2系統が使える様になります。
直ぐにでも見直しましょう。
□ルーターは、IPv6に対応しているか確認
┗IPv6対応した機器であれば問題無し!未対応なら機器交換を。
□POPCHAT-Xは、最新化
┗IPv6に対応した最新版(v2.252.1~)へバージョンアップ!
※サポート契約で常に無償バージョンアップを活用。
□センターSWは、設定変更だけ?
┗例えば、上層階をVLAN1・下層階をVLAN2とします。
・VLAN1→上位回線1
・VLAN2→上位回線2
上記の様にセンターSWの設定を変更するだけで対応が可能になるかもしれません。
※ネットワーク設計は保守会社の方にご相談ください。
2.ネットワーク全体を見直して根本的に解決しましょう!
こまで、上位ネットワークの見直し提案を行ってきました。
しかし、5~7年前に使用していた機器で構築したWi-Fiネットワークの最大通信速度は100Mbpsまでです。
実測値だとさらに速度が必要となる場合があるので、ネットワーク全体の再構築を検討しましょう。
□SW-HUB/PoE-SWを最新にしてスピードUP!
┗当時のSW-HUB/PoE-SWは機器上限が100Mbpsですが、最新のSW-HUB/PoE-SWは最低1Gbpsのスピードを出せます。
□回線(LAN)の張り直し(再工事)でスピードUP!
┗同じく、SW-HUBに合わせてLAN配線(cat5)なら上限100Mbpsですが、LAN配線(cat6)より上であれば最低1Gbpsのスピードを出せます。
□アクセスポイントをWi-Fi6対応に変えてスピードUP!
┗さらにWi-Fi4のままでは機器上限が300Mbpsですが、Wi-Fi6対応の機器にすれば「最大通信速度9.6Gbps」まで上がります。
上記の様に、既存の機器の見直しをして再構築すると最大通信速度が格段に上がり快適なWi-Fi利用を可能にします。
3.こんな事例がございます
当社のホテル顧客では、コロナ禍に2年掛て国内のホテルを「100~150室単位へ系統分割」した事で、顧客満足度の向上と併せて保守コスト削減を実現しました。
□お客様の概要
ホテル数 : 25軒
客室規模 : 160~500室
系統分割 : 2~4系統
系統分割に関するお問合せ対応は、POPCHATまでご連絡ください!
4.何故、POPCHAT-Xが必要か?
ホテルの宿泊者向けWi-Fiにおいて何故POPCHAT-Xが必要なのかおさらいです。
□「利用規約に明示的な同意」
ホテルの客室で株取引している宿泊客から「ホテルのWi-Fiが遅くて損したから賠償しろ」というご意見が実例としてありました。
この時、利用規約に同意していればホテルを守る事が出来ます。
□通信制御でトラブルゼロ!
通信の増大により「遅い!つながらない!」と言った顧客からの問合せがゼロになるのでホテルも、保守会社も安心です。
□保守コストを低減
「遅い!つながらない!」 と言ったネットワークトラブルがゼロになれば現地対応の必要は無くなり、コスト削減につながりますよね。