POPCHAT-X導入ガイド:既存ネットワークにすっとなじむ「Bridgeモード構成」
お知らせ内容
いつもPOPCHATをご利用いただき、ありがとうございます。
このメールマガジンでは、POPCHAT-Xをより効果的にご活用いただくための導入ポイントや構成のコツを、シリーズ形式でわかりやすくお届けしていきます。
【第3回】POPCHAT-X導入ガイド:既存ネットワークにすっとなじむ「Bridgeモード構成」のポイント
第3回のテーマは、「Bridge(ブリッジ)モード構成」。
すでにWi-Fiネットワークがある環境に、POPCHAT-Xをあとから追加したいときにおすすめの構成です。
◆ Bridgeモードってどんな構成?
Bridgeモードは、POPCHAT-Xがネットワークのアドレス変換などを行わず、あくまで中継(透過)機器として動作する構成です。
主な特徴は以下のとおり:
・既存ネットワークのIPアドレス体系をそのまま使える
・POPCHAT-Xの追加にあたって大きな変更が不要
・運用中のシステムに影響を与えにくい
◆ 構成イメージ
▼Bridgeモード構成図(テキスト図解)
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[インターネット]
|
[上位ルーター](DHCP/DNSも担当)
|
\\ POPCHAT-X //(透過)
|
[スイッチ(SW-HUB)]
|
[Wi-Fiアクセスポイント] ━━ [接続端末]
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NATモードと異なり、POPCHAT-Xはゲートウェイサーバーの役割を持
ちません。
◆ 利用時のポイント
(1) DHCP・DNSは外部に任せる
POPCHAT-XはIPアドレスを配布しないため、上位ルーターやDHCPサーバーの設定が必要です。
(2)Plug&Play機能は非対応
(3)導入のハードルは低め
既存の構成を変えずに導入できるので、「お試し導入」や「段階的な展開」に最適です。現在抱えている遅い、繋がらないをすぐに解決!
※POPCHAT株式会社で3カ月のお試し導入も承っております。
詳しくは保守会社様にお問い合わせくださいませ。
お試しに関するお問い合わせ、お見積りの請求は下記までお気軽にお問い合わせください。
contact@popchat.jp
※POPCHAT-Xが対応しているのは「タグVLAN」のみ。ポートVLANは非対応ですのでご注意ください。
◆ こんなシーンにおすすめ!
すでに稼働しているWi-Fi環境にPOPCHAT-Xを追加したい
セグメントを分けずにMACアドレス単位で認証・監視を始めたい
運用中の機器設定を大きく変えたくない
◆詳しくはこちらをご覧ください
https://www.youtube.com/watch?v=Cs4teiXWUkw
次回予告
第4回では、「タグVLAN構成」について解説いたします。
用途別・グループ別にWi-Fi管理を細かく制御したいときに役立つ構成です。
ぜひお楽しみに!