災害時、避難所等(18施設、最大1500人収容)でWi-Fiの利用を検討中。災害時のみ運用。導入費用及びランニングコストがあまりかからないプランはありますか…
POPCHAT導入に関するお問い合せ事例
災害時、避難所等でWi-Fiの利用を考えております。
以下の条件に合うプランを提示いただければと思います。
●Wi-Fi運用想定避難所数 18施設
●最大の避難所の収容人数 1500人
●平時は運用せず、災害時のみ運用
●導入費用及びランニングコストが最少のもの
よろしくお願いいたします。
お問い合せの日付
2023年4月13日
お問い合せの方のご状況
取引クライアントのネットワーク構築にPOPCHATの導入を検討中のシステム構築会社
【回答事例】当社製品のWi-Fi認証サーバーのラインナップの中から、いただいたご要件にマッチするのは、以下の構成となります…
お問い合せを頂き誠にありがとうございます。
自治体公衆Wi-Fi向け専用LG-POPCHAT-Xシリーズというのは、平常時と災害時の両活用を想定したモデルですので、当社製品のWi-Fi認証サーバーのラインナップの中から、いただいたご要件にマッチするのは、以下の構成となります。
■構成:機器本体+ライセンス(台数分)
機器本体について、
●最大の避難所の収容人数 1500人
⇒マッチする機種;
HyperPOPCHAT-X(同時接続上限数2,000)
標準価格1,470,000円税別
※それぞれの避難所ごとに見合った機種を「同時接続上限数」というスペックからピックアップ。
例えば最小スペックの機種は、MicroPOPCHAT-X(同時接続上限数250)
ライセンスについて、
●平時は運用せず、災害時のみ運用
●導入費用及びランニングコストが最少のもの
⇒マッチするライセンス;
POPCHAT-X 基本サポート(単年or5年)
標準価格 120,000円or480,000円税別
※ライセンス単年の場合は、1年毎に単年分の同額更新費用が必要。
■基本的な考え方の概要
災害時のみ運用であれば、総務省さんの個人特定性の望める認証方式への対応が不要なので、平常時Wi-Fi活用で多くの自治体様が採用されている「POPCHAT-X 個人認証オプション」というライセンス費用が不要。
基本認証の機能だけで、災害時要の自治体様に必要なWi-Fi認証要件は満たせます。
また、機器本体に必須で付加する必要がある「POPCHAT-Xサポートライセンス」には、メーカーサポートの保守対応レベルが異なる3種類あり、最も安価なのが、上記の構成説明で選択したものです。
主なサポート内容は、以下の通りです。
・万が一の故障時の代替機先出しセンドバック
・テクニカルサポート窓口でTEL/メール受付:平日9:00~18:00
・各種搭載機能の陳腐化を防止するためのファームOSアップデート無償/自動適用
■参考)応用的な考え方
●Wi-Fi運用想定避難所数 18施設
単純に考えると18台分の機器費用+ライセンス費用となってしまいます。
その問題を回避するためには、複数の施設を一つのネットワーク(L2レベル)に統合して、複数施設分の災害時Wi-Fiを、1台のPOPCHAT-Xサーバーで賄う方法が考えられます。
ただし、その方策をとる場合には、当社機器に関する費用は減らせますが、別途、ネットワーク統合のためのVPN構築費用が、余計に発生いたします。
ですので、
・施設1拠点ごとに1台ずつの構成
・複数施設を1ネットワークに統合して1台で賄う構成
両パターンで想定されるネットワーク構築全体の概算の費用感を比較検討していただくと良いと思います。
以上、ご確認をどうぞ宜しくお願い致します。
注意
お問い合せいただいた時点でのPOPCHATの仕様やサービスモデルに基づいた、その時点での回答をご紹介しております。
その後のバージョンアップや機能追加などにより、一部最新のPOPCHAT製品情報によるご案内とは異なる部分があり得ますことを、ご了承ください。