認証基盤環境のリプレイスを検討中。複数機器を導入する場合、 1 台が故障等により停止しても支障のない構成にしたいのでが…
POPCHAT導入に関するお問い合せ事例
現在弊社お客様の認証基盤環境のリプレイスを計画しております
その際、いくつかの要件の中に
『コントローラ、サーバ等で複数台導入する機器については、 1 台が故障・メンテナンス等により停止しても運用に支障をきたさない構成とすること。』
との要件がございます。
利用ユーザ数を想定して、機器としてはHyperPOPCHATⅢを選定しようとしておりますが、本機器の高可用性についてご教示頂けないでしょうか。
以上です。
宜しくお願い致します。
お問い合せの日付
2020年3月2日
お問い合せの方のご状況
取引先クライアントのネットワーク構築にPOPCHATの活用を検討中のシステム構築会社さま
【回答事例】POPCHATを「アクティブ-アクティブ」の2台構成とされた場合、いくつかの方法があります…
お問い合せありがとうございます。
POPCHATを「アクティブ-アクティブ」の2台構成とされた場合に、然るべきライセンス設定や認証ローミング設定によって、
- 当該2台間で認証情報やDHCP払い出しアドレスを共有していただく事は、可能でございます。
- 当該2台ともを、当社サポート用の管理VPNサーバに接続(port443)しておけば、ファームウェア/パッチのバージョン構成を同じくする事が可能です。
- 必要なネットワーク構成として、POPCHATのLAN側ネットワークは、L2(1サブネット)構成としていただく必要がありますが、1つのL2ネットワークのゲートウェイとしてPOPCHAT2台をダブルアクティブで設置してただくことはできませんので、POPCHAT2台構成とされる場合には、別々のL2ネットワークとして系統分割していただく構成が必要です。
- 当該2台間で、設定を自動で同期させる機能はございません。
- 当該2台のうち1台をスタンバイ機とされる場合に、本番稼働機の障害時にスタンバイ機に自動切り替えされるような機能は、POPCHATにはございません。
→スタンバイ機への切り替えは、手動で(POPCHAT機能によらない)入れ換えを実行していただく必要がございます。
以上のご説明で、いかがでございますでしょうか?
以上、どうぞ宜しくお願い致します。
注意
お問い合せいただいた時点でのPOPCHATの仕様やサービスモデルに基づいた、その時点での回答をご紹介しております。
その後のバージョンアップや機能追加などにより、一部最新のPOPCHAT製品情報によるご案内とは異なる部分があり得ますことを、ご了承ください。