病院の入院患者向けのインターネット接続を検討中。既存Wi-FiにQRコード認証の仕組みを追加したいのですが…
POPCHAT導入に関するお問い合せ事例
病院の入院患者向けのインターネット接続を検討しています。
Wi-Fi設備は別に構築されていてここにQRコード認証の仕組みを追加したいのですが、どのような構成になりますでしょうか。
また、既設Wi-Fi設備と連携して無線LAN接続を制御できるのか、それともWi-FiにはFreeで接続させておいてPOPCHATのGWを通過するときだけ通過を制御するのか、どのような仕組みになるのでしょうか。
既設Wi-FiはHPE-Arubaのコントローラ制御型になります。
お問い合せの日付
2021年11月22日
お問い合せの方のご状況
取引先クライアントのネットワーク構築にPOPCHATの活用を検討中のシステム構築会社さま
【回答事例】どの方式を採用する場合でも、ネットワーク構成におけるPOPCHAT-X機器の組み込み位置は、変わりません…
お問い合せを頂き誠にありがとうございます。
POPCHAT-Xシリーズで対応している認証方式ラインナップのうち、どの方式を採用する場合でも、ネットワーク構成におけるPOPCHAT-X機器の組み込み位置は、変わりません。
POPCHAT-X機器の設置位置は、次の考え方で調整していただけますでしょうか。
■POPCHAT-X機器の設置位置の考え方
POPCHAT-X機器は、Wi-Fiネットワーク上でご利用いただく「認証ゲートウェイ」ではありますが、通信を通過させる処理方式として「NATモード」「Bridgeモード」を選択可能となっています。
また、POPCHAT-X機器には、WAN側とLAN側それぞれ1個ずつのLANポートしか搭載しておらず、インターネット接続経路上にインライン構成で設置していただく必要があります。
NATモードで設置の場合、
POPCHAT機器のLAN側ネットワークは、L2(1サブネット)構成として、接続するクライアント端末から見てPOPCHATがデフォルトゲートウェイとなり、POPCHAT-X機器のLAN側IPアドレスとWAN側IPアドレスは、異なるセグメントで設定される必要があります。
その際、基本的にはPOPCHATが、DHCPサーバーを兼ねます。
Bridgeモードの場合、
POPCHAT-Xで認証、制御させたいユーザーが接続する対象のネットワーク構成が集約されたスイッチ機器の上位ネットワークにインラインで設置して下さい。
どちらのモードの場合であっても、POPCHAT-Xでは、認証対象として認識できるネットワークは、1セグメントのみとなっています。
既存Wi-Fiネットワーク構成の中にPOPCHAT-Xを組み込む場合はPOPCHAT-Xで認証させたいネットワークのみPOPCHAT-X経由となるように構成していただけますでしょうか。
以上、ご確認をどうぞ宜しくお願い致します。
注意
お問い合せいただいた時点でのPOPCHATの仕様やサービスモデルに基づいた、その時点での回答をご紹介しております。
その後のバージョンアップや機能追加などにより、一部最新のPOPCHAT製品情報によるご案内とは異なる部分があり得ますことを、ご了承ください。