セッション制限と帯域制限の各々帯域を専有する大量データ通信をするユーザーが現れた時、そのユーザー個々にセッション及び帯域を制限することはできますか…
POPCHAT導入に関するお問い合せ事例
貴社製品のPOPCAHT-Xの導入を想定しておりまして、製品に関しまして何点か質問がございます為、ご回答頂けますでしょうか。
【1】セッション制限と帯域制限に関しましてそれぞれ帯域を専有するような大量のデータ通信をするユーザーが現れました時にそのユーザー個々にセッション及び帯域を制限することは可能でしょうか。
【2】利用時間制限に関しまして、以下のような複数パターンは可能でしょうか。
利用時間例:
1.05:00-09:00
2.11:00-12:00
3.17:00-22:00
4.00:00-03:00
【3】同一ネットワークで複数のSSIDを運用する想定ですが、それぞれのSSIDで時間経過でセッションを強制的に切ることは可能でしょうか。POPCHATは単一の構成を想定しております。
例:
1F用のSSIDは5時間で接続を強制的に切る
3F用のSSIDは7時間で接続を強制的に切る
2F用のSSIDは無制限で接続が切れないようにする
【4】POPCHAT@Cloudでログをクラウド上に保存することを想定しておりますが、ログの保存先を日本国内に指定することは可能でしょうか。
お問い合せの日付
2023年5月16日
お問い合せの方のご状況
取引クライアントのネットワーク構築にPOPCHATの導入を検討中のシステム構築会社
【回答事例】はい、可能です…
お問い合せを頂き誠にありがとうございます。
【1】セッション制限と帯域制限に関しましてそれぞれ帯域を専有するような大量のデータ通信をするユーザーが現れました時にそのユーザー個々にセッション及び帯域を制限することは可能でしょうか。
はい、可能です。
設定していただいた上限閾値(セッション数と帯域サイズ)をオーバーした当該端末のパケットのみを掴まえてシェイプするという通信制限の仕様となっています。
【2】利用時間制限に関しまして、以下のような複数パターンは可能でしょうか。
利用時間例:
1.05:00-09:00
2.11:00-12:00
3.17:00-22:00
4.00:00-03:00
一つの認証設定の中で複数の利用可能時間帯の制限を設定することは不可能ですが、POPCHAT-X機器に届く通信を4種類のVLANタグID付きとなるように下位ネットワークにタグVLANを設定していただき、POPCHAT-X機器に届いたVLANタグIDの数値一つずつに対して、1パターンの利用可能時間帯制限、という設定であれば可能です。
例;
1)VLAN-ID:10→05:00-09:00
2)VLAN-ID:20→11:00-12:00
3)VLAN-ID:30→17:00-22:00
4)VLAN-ID:40→00:00-03:00
【3】同一ネットワークで複数のSSIDを運用する想定ですが、それぞれのSSIDで時間経過でセッションを強制的に切ることは可能でしょうか。POPCHATは単一の構成を想定しております。
例:
1F用のSSIDは5時間で接続を強制的に切る
3F用のSSIDは7時間で接続を強制的に切る
2F用のSSIDは無制限で接続が切れないようにする
可能です。
ただし、上述の説明とも関連してきますが、POPCHAT-X機器の下位ネットワーク構成に設定していただくタグVLANについて、非常に珍しい特殊なタグVLANとなってしまいますが、VLANタグIDの数値だけが異なりIPアドレス帯は同セグメントであるようなタグVLAN設定を行っていただければ、対応可能です。
【4】POPCHAT@Cloudでログをクラウド上に保存することを想定しておりますが、ログの保存先を日本国内に指定することは可能でしょうか。
はい、可能です。
当社のクラウド認証基盤は、AWS東京リージョンです。
以上、ご確認をどうぞ宜しくお願い致します。
注意
お問い合せいただいた時点でのPOPCHATの仕様やサービスモデルに基づいた、その時点での回答をご紹介しております。
その後のバージョンアップや機能追加などにより、一部最新のPOPCHAT製品情報によるご案内とは異なる部分があり得ますことを、ご了承ください。