某大手金融機関向けに、無線Wi-Fi環境の提案をしており、ゲストユーザ様へ向けたcaptive portal認証が可能な製品・サービスを探しております…
POPCHAT導入に関するお問い合せ事例
某大手金融機関向けに、無線Wi-Fi環境の提案をしておりまして、ゲストユーザ様へ向けたcaptive portal認証が可能な製品・サービスを探しております。
300拠点超の支店で、来店者様にインターネット通信を提供するため、メールアドレスやSNS認証等でユーザ情報を収取し接続させたいのですが、ローカル環境で情報を保存すると機密情報となってしまうため、セキュアなクラウド等に保管・閲覧されたいというニーズがあります。
Wi-Fi環境(AP/WLC/SW等)は弊社で構築することを想定しております。
御社製品・サービスでご対応頂くことは可能でしょうか。
お問い合せの日付
2023年8月30日
お問い合せの方のご状況
クライアントのネットワーク構築にPOPCHATの導入を検討中のシステム構築会社様
【回答事例】当社POPCHAT-Xシリーズ製品およびPOPCHAT-Xクラウド認証基盤を活用いただくことで、一部の制約を伴いますが、対応可能となります…
お問い合せを頂き誠にありがとうございます。
当社POPCHAT-Xシリーズ製品およびPOPCHAT-Xクラウド認証基盤を活用いただくことで、一部の制約を伴いますが、対応可能となります。
■制約1
POPCHAT-X認証システムが配信する認証ページに表示する利用規約について、
・Wi-Fiサービス利用規約
・認証サービス利用規約
の2つのパートから構成される規約なのですが、そのうち認証サービス利用規約の内容に関する設定で、以下のどちらの設定にされるのかによって、できる範囲が変わってきます。
1)デフォルト;
認証業務をPOPCHAT社に委託し、認証登録データの保管や万が一の捜査機関からの開示請求にはPOPCHAT社が対応する。
2)設定変更;
認証登録データをお客様が自社責任で保管、管理する。
上記の1)デフォルト設定そのまま使っていただける場合には、当社クラウドで認証登録データを24か月間保存、管理させていただきます。
そして、認証の履歴をCSVファイルでダウンロードしていただく事も可能です。
ただし、認証に使われたメールアドレスやSNSユーザ情報と言った個人特定性の高い情報項目については、当該CSVダウンロードファイルには含んでおらず、当社からお客様にご提供していません。
上記の2)の設定変更をされた場合には、当社クラウドでは、認証登録データの保存期間は、当日24時までです。
そして、Wi-Fi運営をされるお客様ご自身で認証登録データを保存、管理していただけるよう、当社クラウド認証サーバーで認証ユーザ登録が処理される都度、認証登録データ(メールアドレス等を含む)をHTTPS(SSL)暗号化POST方式で、お客様ご指定のWebサーバー宛てに転送します。
つまり、当社クラウドで保存させていただく場合には、お客様には、認証登録データのうちメールアドレスや携帯Noのような個人特定性の高い情報を含まない形でしか、
閲覧されたいというニーズ
を満たすことができません。
認証登録データを自社保存する設定で使っていただければ、そのニーズを満たすことができますが、
ローカル環境で情報を保存する
という事になってしまいます。(お客様のクラウド環境を含む)
以上、ご確認をどうぞ宜しくお願い致します。
注意
お問い合せいただいた時点でのPOPCHATの仕様やサービスモデルに基づいた、その時点での回答をご紹介しております。
その後のバージョンアップや機能追加などにより、一部最新のPOPCHAT製品情報によるご案内とは異なる部分があり得ますことを、ご了承ください。