【技術】Wi-Fi障害時の原因調査方法
発行日
2023年7月27日
件名
【技術】Wi-Fi障害時の原因調査方法
お知らせ内容
- まずは、POPCHAT-Xの稼働を確認してください
- 疑わしい箇所のパケットキャプチャーを取得
- フルサポート契約では「障害時ログ抽出」がご利用可能
【旧POPCHATⅢシリーズのユーザー様には影響ございません。】
1.まずは、POPCHAT-Xの稼働を確認してください
障害かなと思ったら、まずはPOPCHAT-Xの稼働をご確認ください。
チェック1:
POPCHAT-Xクラウドのダッシュボードをご確認ください。
ダッシュボードが開ければ「POPCHAT-Xクラウド」は安定稼働していると言えます。
⇒ダッシュボードが開けない時は、support@popchat.jpへお問合せください。
チェック2:
ダッシュボードの死活監視/ステータスを確認ください。
「接続中」と表示されればPOPCHAT-X自体は安定稼働していると言えます。
⇒POPCHAT-X自体の稼働が確認出来ない時、上位のルーター・光回線等をご確認ください。それでもPOPCHAT-Xの稼働が確認出来ない時、再起動してみましょう。
※POPCHAT-Xの再起動とログ保全は?
POPCHAT-Xは、本体電源ボタンでの再起動を行った場合には各種ログが保全されます。もしPOPCHAT-Xに問題が有る時、当社はこのログも活用しますので障害原因の調査が早くなります。
チェック3:
ダッシュボードの稼働状況で認証件数や認証時刻をご確認ください。
認証が行われていればPOPCHAT-X認証機能は安定稼働していると言えます。
⇒認証出来ない端末が有る時、端末の導入済みアプリやセキュリティ設定をご確認ください。原因不明の時にはダッシュボードより強制認証・自動認証で認証せずに接続する事が出来ます。
これで問題点がPOPCHAT-Xなのか別なのか、障害原因の切り分けが出来ます。
2.疑わしい箇所のパケットキャプチャーを取得
POPCHAT-Xは正しくWi-Fi認証を行っている時、次は疑わしい箇所のパケットキャプチャーを取得してデータが想定通りに通信されているか確認しましょう。
当社の場合は
・POPCHAT-Xに当該のデータが入ってくるか?
・POPCHAT-Xから想定されたデータが出ていくか?
だけを見ますが、ネットワーク全体を見る場合にはそれぞれのポイントのパケットキャプチャーを取得して機器構成・設計・設定通りのデータが通過しているかを確認する必要があります。
3.フルサポート契約では「障害時ログ抽出」がご利用可能
フルサポート契約のお客様には「障害時ログ抽出」がサポートされています。
ログ取得支援とは、POPCHAT-XのWAN/LANを通過する通信ログを取得し指定されたログサーバへ転送するか、一定容量(小さいです!)のログを取得し障害解析する方にお送りします。
ご活用ください。
※ご注意ください
当社はログ取得などサポートは出来るのですが対象ネットワークの設計・設定・構成など全体を把握していないため的確な障害解析までお手伝いする事ができません。ご理解ください。