Government
不正利用対策モデル+α
総務省から発表されている「Wi-Fi提供者向け セキュリティの手引」や「無線LANビジネスガイドライン」では、公衆Wi-Fiの不正利用防止を目的として、利用者個人を確認できる認証方式3種類が推奨されています。
・コールバック認証(携帯電話番号)
・OPEN-ID認証(SNSアカウント)
・メールアドレス認証(メールアドレス※要利用確認)
また、災害時の避難所となる公共施設での公衆Wi-Fi整備を総務省が助成する「公衆無線LAN環境整備支援事業」では、「平常時」に上記認証が要件になった上で、「災害時」に次の対応も必要です。
・災害時モード切替(誰でも認証なしで利用可能へ切替)
”+α”となるポイントについて、
1.既存ネットワーク構成次第で、センターサーバ型/拠点ゲートウェイ型を選択
2.認証設定を以下2モード間で切替できる『災害時モード切替機能』を追加実装
平常時モード
– 総務省指定の認証方式3種類で不正利用防止
災害時モード
– 規約同意のみ、又はフリー認証で簡易に接続
不正利用対策モデル + α
(アンケート活用)
上述の「地域公衆Wi-Fi(防災)」でご紹介した通り、自治体が提供する公衆Wi-Fiでは、以下の3種類いずれかの認証でWi-Fiを利用してもらうのが基本原則となります。
・コールバック認証(携帯電話番号)
・OPEN-ID認証(SNSアカウント)
・メールアドレス認証(メールアドレス※要利用確認)
同時に、地域の経済効果UPに貢献する付加価値を備えたWi-Fi運用とする「利活用」も重要なテーマとなります。
・Wi-Fiネットワークを通じたアンケート配信
・きめ細かくエリアや施設に最適化したコンテンツ配信
・PFD(人々の移動や滞在時間等の人流データ)の収集
既存ネットワーク構成によっては各拠点にPOPCHAT-X機器を設置
POPCHAT-X クラウド認証システムの使い方
1.以下を組み合わせた認証設定とする。
・不正利用防止のための認証方式3種類
・アンケート認証
→来訪者の属性やニーズを把握、最適なコンテンツ配信へ繋げる。
2.Wi-Fi接続の場所や日時や時間の長さ、移動順等をログデータを解析する。