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フリーWi-Fi利用時の外部認証サーバー検討中。御社製品のPOPCHAT@Cloudおよび認証機器を使うことにより実現可能か相談させて下さい…

POPCHAT導入に関するお問い合せ事例

弊社でWi-Fi APを販売していますが、以下の要件においてフリーWi-Fi利用時の外部認証サーバーを用意する必要があります。御社製品のPOPCHAT@Cloudおよび認証機器を使うことにより実現可能か相談させて下さい。

 

【1】Wi-Fi端末からのインターネットアクセス要求時に、APが外部認証サーバーへリダイレクトする。
APはキャプティブポータルのURLまたは外部認証サーバーの指定が可能で、指定サイトにリダイレクトします。

 

【2】1日の接続回数が合計60分未満まで接続を許可、指定ページにリダイレクト。
利用規約等の表示の有無、「インターネット接続」ボタン等の有無を確認させて下さい。

 

【3】1日の接続回数が合計60分を超えた場合に、指定ページにリダイレクト。
上記【2】とは別に利用時間超過時に「1日の利用時間が超過しました」等といったメッセージを表示することができますか。

 

また、端末10,000台、15,000台の認証に必要な機器の概算費用を教えて下さい。

 

お問い合せの日付

2020年9月29日

 

お問い合せの方のご状況

取引先クライアントのネットワーク構築にPOPCHATの活用を検討中のシステム構築会社さま

 

 

【回答事例】ご提供するシステム構成によって異なりますので回答させていただきます…

 

お問い合わせを頂き、誠にありがとうございます。

 

【1】Wi-Fi端末からのインターネットアクセス要求時に、APが外部認証サーバーへリダイレクトする。
APはキャプティブポータルのURLまたは外部認証サーバーの指定が可能で、指定サイトにリダイレクトします。

ご提供するシステム構成によって異なりますので、少々長くなって恐縮ですが、2パターン、回答させていただきます。

A)認証ゲートウェイ装置POPCHAT+クラウド認証基盤POPCHAT@Cloud の構成

現地Wi-FiネットワークのL2構成の出口にPOPCHAT機器を設置していただき、POPCHAT機器が、クライアント端末に対するゲートウェイ機器として振る舞います。

この場合、POPCHATはゲートウェイとなりますので、通信経路に対してインライン構成でPOPCHATを設置していただき、認証時のみならず、認証成立後の全ての通信がPOPCHATを通過する構成になります。

この構成においては、無線AP側では、クライアント端末が認証済みか未認証なのかを判定する必要はなく、端末のMACアドレス単位に、POPCHATが認証済みか未認証かをジャッジし、POPCHATが未認証端末からのhttpリクエストを検知すると、無線APではなくPOPCHATが、クラウド上の認証ページ(POPCHAT@Cloud認証サーバ)へリダイレクト処理致します。

B)御社APにAPI連携を設定+クラウド認証基盤POPCHAT@Cloud の構成

御社APが、当社POPCHAT@CloudとAPI連携が可能であれば、POPCHAT@CLoud認証システムへのアクセスに専用ゲートウェイPOPCHAT機器が不要になりますので、イメージされている通り、御社のAPからのリダイレクトによって、POPCHAT@Cloudの認証ページをレスポンスする、という挙動が可能になります。

*他社APとのAPI連携の例
https://popchat.jp/news/info/news-190809/

 

【2】1日の接続回数が合計60分未満まで接続を許可、指定ページにリダイレクト。
利用規約等の表示の有無、「インターネット接続」ボタン等の有無を確認させて下さい。

上述のパターンA)、B)どちらでも対応可能です。

POPCHAT@Cloud認証システムが、
・POPCHATから認証ページを呼ばれた場合、
・API連携した対象APから認証ページを呼ばれた場合、
どちらの場合であっても、レスポンス表示する認証ページ上には利用規約の欄、および「同意して接続」のボタンががります。

 

【3】1日の接続回数が合計60分を超えた場合に、指定ページにリダイレクト。
上記【2】とは別に利用時間超過時に「1日の利用時間が超過しました」等といったメッセージを表示することができますか。

設定によって、
上述のパターンA)、B)どちらでも対応可能です。

POPCHAT@Cloud認証システムが、
・POPCHATから認証ページを呼ばれた場合、
・API連携した対象APから認証ページを呼ばれた場合、
どちらの場合であっても、

「認証設定」の設定項目は、次の通りです。
・有効化して表示させる認証方式を選択してチェック
・1回あたりの接続可能時間の長さを設定
・1日あたりの利用可能回数を設定
・認証成立1度あたりの、認証保持日数(有効期間)を設定

認証設定の中で、
・1回あたりの接続時間を、60分
・1日あたりの利用回数を、1回
と設定していただくと、
櫻井様がイメージされている通りの動きとなります。

 

また、端末10,000台、15,000台の認証に必要な機器の概算費用を教えて下さい。

その端末台数は、「同時接続数」という理解でよろしかったでしょうか?

一旦ここでは、その前提で回答させていただきます。

あくまで標準価格ベースでの概算になります。
(構成のアレンジにより、金額の圧縮/調整が可能です)

A)認証ゲートウェイ装置POPCHAT+クラウド認証基盤POPCHAT@Cloud の構成

POPCHAT機器の機種と数量
・HyperPOPCHATⅢ(最大接続数1,000):1,200,000円 ×10台

POPCHAT機器に付けるサポートライセンスを2種類から選択
・基本サポート@クラウド単年:120,000円 ×10台
・24時間サポート@クラウド単年:180,000円 ×10台
※次年度以降、ライセンス更新が必要。

必要に応じて、
POPCHAT@Cloud<認証@クラウド> 初期セットアップ
100,000円 ×1式
 +
POPCHAT@Cloud<認証@クラウド> 基本パック 単年
117,600円 ×1式
 +
POPCHAT@Cloud<認証@クラウド> 個人認証オプション 単年
117,600円 ×1式
※次年度以降、ライセンス更新が必要。

総合計については、上記の中でサポート@クラウド2種類からの選択や必要に応じてのPOPCHAT@Cloudライセンスがどこまで必要となるのか、によって計算してくださいませ。

B)御社APにAPI連携を設定+クラウド認証基盤POPCHAT@Cloud の構成

御社が現場に対象APを何台設置されるのか分かりませんので、必要な認証数10,000、15,000を満たすAP台数を想定して試算させていただきます。

また、上記パターンA)と想定ライセンス期間を合わせるため、ライセンス1年分想定でご案内させていただきます。

API連携する対象AP1台あたり、
・POPCHAT@Cloudにて適用される認証MAX:1,000
・認証ライセンス単年:35,760円

・認証MAX:10,000とする必要AP台数:10台
・認証ライセンス単年:35,760円 ×10台 =合計357,600円

・認証MAX:15,000とする必要AP台数:15台
・認証ライセンス単年:35,760円 ×15台 =合計536,400円

※上記API連携時の標準価格ではなく、仕切価格の価格設定は、ご契約およびビジネスモデル協議の上での価格設定とさせて下さいませ。

 

以上、ご確認をどうぞ宜しくお願い致します。

 

注意

お問い合せいただいた時点でのPOPCHATの仕様やサービスモデルに基づいた、その時点での回答をご紹介しております。
その後のバージョンアップや機能追加などにより、一部最新のPOPCHAT製品情報によるご案内とは異なる部分があり得ますことを、ご了承ください。